2018年2月例会

2月19日に鳥せい 木野店で2月例会を開催しました。
ワイズメンズクラブの月間テーマはTOF(断食のとき)で、一食を抜いて恵まれない友人を想い、浮いた浄財を社会のために役立てようという崇高な理念を持って全国で夕食の無い例会が開催されています。
当クラブもそうありたいところなのですが、YMCAと大きな取り組みを進める予定もあって、一食抜くことはそれぞれが取り組むこととして変則的ながら食事付きの例会となりました。もちろん浄財はとりまとめて東日本区で活かしてもらうことになります。

さて、今回の卓話はNPO法人「オーディナリーサーバンツ」の加藤 史郎理事長です。

「オーディナリーサ-バンツ」は十勝管内浦幌町に二つのグループホーム「五つのパンと二匹の魚」「いと小さきものの家」介護付き有料老人ホーム「グループリビン 麦」を運営し、釧路市から委託を受けてグループホーム「そら」の運営を手がける特定非営利法人です。

共生 ひとそれぞれの違いを活かした地域作りを行います。
誰もが個人として尊重され当たり前の生活が出来るための支援を行います。
高齢者を元気にすることで地域を元気にします。

法人が掲げる理念は、高齢者を子どもたちにおきかえればワイズメンズクラブとも一致する精神でもあります。
施設に付けられた名称がクリスチャニテイを感じさせるところからして、同じ土台に立つ者・我々の仲間だと分かります。

若い若いとうらやましがられていた十勝ワイズメンズクラブにも漂う高齢化の波。
それにあわせるように今回のテーマは「介護」
「介護」というテーマは我々にとって正にそこにある危機。真剣に耳を傾けるメンバーの必死さがなんとなくもの悲しさを感じるところ。
特に認知症は心当たりがちらりほらり。

介護を受ける前提として自立しているかどうかがスタート地点だと示し、元気なうちに「ここならという施設を探しておく」ことが必要であり、本人だけで無く周りの納得・確認も欠かせない条件だと話されました。
まずは施設内でのコミュニケーションを重視しているところ・認知症だからといってやらせないのでは無く、むしろ積極的にやらせて自立を支援する姿勢を見極めることが必要である。
これからは15年間は介護のお世話になることを覚悟して備えなさいと言う示唆を受けました。

訪問介護→デーサービスセンター→グループホーム→老健施設とレベルと段階の理解も欠かせません。

話の一端として、若年性認知症という事例も挙げて、仙台の丹野さんという一流セールスマンの発症例を挙げて、周りの支えと理解が彼の社会生活を支えが必要なのだと分かりやすく話されました。
ましてや65歳以上では無いと介護は受けられない若年性認知症を巡る厳しい福祉の実態。
しかし、65歳以上だからと言って介護は簡単に受けることができない実態を話されていました。

例えば老健施設では入所時の一時金で80万円以上・月額は普通13~14万円。札幌では18万円・東京では20万円は下らないという負担を強いられ、とても年金では賄えない金額で、介護職員の待遇の問題・人材不足という背景もあって、団塊の世代が要介護となりピークを迎える2025年を控え全国民的な問題になっていると訴えられていました。

加藤理事長の志として言葉にされていた「介護とは人生を全うするために生き様・死に様をサポートすることである。」という言葉が印象に残りました。

例会は終わってから美味しい夕食を飲み物と一緒に頂きましたが、「寂しい男性はやばい。3人に一人は正月を独りで過ごす。認知症の発症率が極めて高まる。」という警告を聞きながら「奥さんを大切にしなくては」と焦りにも似た決意をしみじみと固めた男性メンバーでした。
一方、女性メンバーが「関係ないわ」と元気だったのは言わずもがなです。

 

お話しを頂いた加藤理事長

認知症の話にうなだれる心当たりのある人

「介護はみんなの問題です」

だからTOF(断食の日)だって

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