2018年3月例会

とかち帯広YMCA会館で、3月19日(月)7時、15名の参加のもと、いつもの通り山田会長の点鐘、例会がスタートしました。
生寿司弁当を食べて、ゲストスピーカーのお話しを拝聴しました。

今回のゲストは、高橋浩史氏、テーマは「先生から店長へ」。
昨年の3月31日まで小学校の先生、その後手作りの「カフェ&雑貨 サニー サニー サニー」を立ち上げた方です。
現在、41歳、16年間の教職員から夢の実践。、いや実現されました。

高橋氏自ら作成して配られたレジメの項目には経歴、幼少、中高、大学時代、教員生活、店長生活の6項目、それらについてざっくばらんに笑顔で語ってくださいました。

私が伺った話の中で、心に残っていることを幾つか箇条書きにしてみると・・・・
・幼少期は父親の仕事のため転校が多く、友達が少なかった。しかしスポーツは大好きで、野球、水球、剣道、スケート、等に熱中した。
・常に父親の存在が恐怖であった。こちより手がはやく、なんでも一番になれが口癖。
・高校、大学はテニス。父親から離れたいため、高校は函館、大学は札幌の教育大へ進学。3年時、父親が膵臓がんのために急逝。
・初任地は、十勝。16年間で5校。子どもたちとの関わりは大好き。公務員は安定、天職と思っていた。しかし分掌、PTA、少年団活動に負担を感じるようになった。
・40歳になると教頭への声がけ、教師の肩書き、休みが少ない等悩む。
・以前より、飲食業カフェに関心あり、物作りにも興味を持つ。6年生を卒業させたからという区切り等で転職を決意。
・退職後、帯広市内に店件住宅、内装などを5ヶ月間で仕上げ、8月15日、オープン。
・不安定な収入だがやりがいがある。やりたいことができる。仕事の内容が自由、お金の自由、自営業は自由業、時間の自由、今まで得られなかったこと。
・今、感動していることは、人とのつながり。記事を見てやってきてくれる人、教え子が来てくれる、再会がうれしい。何よりも人との会話や多くの方々との出合いの広がりに驚き感謝している日々である。

以上のような語録を噛みしめると、高橋氏の真摯というべきか、大胆というべきか、その実行力、決断力には脱帽です。
今宵のスピーチ、大いに刺激を与えられたのは私だけではではないだろう。数年後、また、是非後編?を聞きたいものです。
お店の開店以前の6年間、私と同じ清水町旭山で家を建てられ、地区恒例の連合大運動会や盆踊りを共に楽しみ、特に屋台の焼き鳥には、毎年手伝っていただいていたことが忘れられません。
高橋氏の人間味溢れる行動力とお人柄、交わりの場、カフェでの新たな旅立ち、SUNNY SUNNY SUNNYに乾杯。

2018年2月例会

2月19日に鳥せい 木野店で2月例会を開催しました。
ワイズメンズクラブの月間テーマはTOF(断食のとき)で、一食を抜いて恵まれない友人を想い、浮いた浄財を社会のために役立てようという崇高な理念を持って全国で夕食の無い例会が開催されています。
当クラブもそうありたいところなのですが、YMCAと大きな取り組みを進める予定もあって、一食抜くことはそれぞれが取り組むこととして変則的ながら食事付きの例会となりました。もちろん浄財はとりまとめて東日本区で活かしてもらうことになります。

さて、今回の卓話はNPO法人「オーディナリーサーバンツ」の加藤 史郎理事長です。

「オーディナリーサ-バンツ」は十勝管内浦幌町に二つのグループホーム「五つのパンと二匹の魚」「いと小さきものの家」介護付き有料老人ホーム「グループリビン 麦」を運営し、釧路市から委託を受けてグループホーム「そら」の運営を手がける特定非営利法人です。

共生 ひとそれぞれの違いを活かした地域作りを行います。
誰もが個人として尊重され当たり前の生活が出来るための支援を行います。
高齢者を元気にすることで地域を元気にします。

法人が掲げる理念は、高齢者を子どもたちにおきかえればワイズメンズクラブとも一致する精神でもあります。
施設に付けられた名称がクリスチャニテイを感じさせるところからして、同じ土台に立つ者・我々の仲間だと分かります。

若い若いとうらやましがられていた十勝ワイズメンズクラブにも漂う高齢化の波。
それにあわせるように今回のテーマは「介護」
「介護」というテーマは我々にとって正にそこにある危機。真剣に耳を傾けるメンバーの必死さがなんとなくもの悲しさを感じるところ。
特に認知症は心当たりがちらりほらり。

介護を受ける前提として自立しているかどうかがスタート地点だと示し、元気なうちに「ここならという施設を探しておく」ことが必要であり、本人だけで無く周りの納得・確認も欠かせない条件だと話されました。
まずは施設内でのコミュニケーションを重視しているところ・認知症だからといってやらせないのでは無く、むしろ積極的にやらせて自立を支援する姿勢を見極めることが必要である。
これからは15年間は介護のお世話になることを覚悟して備えなさいと言う示唆を受けました。

訪問介護→デーサービスセンター→グループホーム→老健施設とレベルと段階の理解も欠かせません。

話の一端として、若年性認知症という事例も挙げて、仙台の丹野さんという一流セールスマンの発症例を挙げて、周りの支えと理解が彼の社会生活を支えが必要なのだと分かりやすく話されました。
ましてや65歳以上では無いと介護は受けられない若年性認知症を巡る厳しい福祉の実態。
しかし、65歳以上だからと言って介護は簡単に受けることができない実態を話されていました。

例えば老健施設では入所時の一時金で80万円以上・月額は普通13~14万円。札幌では18万円・東京では20万円は下らないという負担を強いられ、とても年金では賄えない金額で、介護職員の待遇の問題・人材不足という背景もあって、団塊の世代が要介護となりピークを迎える2025年を控え全国民的な問題になっていると訴えられていました。

加藤理事長の志として言葉にされていた「介護とは人生を全うするために生き様・死に様をサポートすることである。」という言葉が印象に残りました。

例会は終わってから美味しい夕食を飲み物と一緒に頂きましたが、「寂しい男性はやばい。3人に一人は正月を独りで過ごす。認知症の発症率が極めて高まる。」という警告を聞きながら「奥さんを大切にしなくては」と焦りにも似た決意をしみじみと固めた男性メンバーでした。
一方、女性メンバーが「関係ないわ」と元気だったのは言わずもがなです。

 

お話しを頂いた加藤理事長

認知症の話にうなだれる心当たりのある人

「介護はみんなの問題です」

だからTOF(断食の日)だって

2018年1月例会

2018年1月例会がとかち帯広YMCAで開催されました。
ゲストスピーチは、「世界の子どもたちから感じる日本」と題して、中札内高等養護学校の中島秀樹さんです。
中島さんが訪問された国々の写真を見せていただきながらお話いただきました。
シリア・ミャンマー・バングラデシュ・ネパール・チリ・アルゼンチンなど短い時間でしたが、一緒に旅した気分で楽しく時間を過ごすことができました。
映し出されたキラキラした子ども達の瞳が心に残りました。

我々も、今年はどんな子ども達との出会いがあるか楽しみです